波形認識 その1

キャッシュフローFXのベーシックプログラム【波形認識】

全3回にわたってレクチャーする【波形認識】の、第1回目です。

波形認識とは何なのか?

波形認識。

日常生活では、その言葉とはほとんどといって良いほど縁が無いと思います。

しかしこの波形認識は、FXトレーダーにとってとても重要なスキルであり、このスキルと思考方法無しに勝てるトレーダーにはなれません。

このレクチャーを通して、波形認識についてしっかり学んでいきましょう。

 

では、早速、下の画像をみてください。

各種通貨ペアのチャートになります。

ざっと見てもらって、あるものを感じ取って頂きたいのです。

感じ取って頂きたいあるもの。

それは、【波】です。

陰線と陽線のローソク足が作り上げる上下運動によって、【波】が描かれているのです。

ざっくりと書きましたが、このような【波】です。

世界中のトレーダーは、このようにチャート上にあるローソク足から、【波】を描き出し、それを基にチャートリーディング(分析)を行い、売りなのか買いなのか、トレードをするのかしないのかを判断しているのです。

波形認識とは何なのか?

その問いに対する答えは、

  • チャート上にあるローソク足から波を見出す事。
  • それを基にトレード戦略を立てる事

と言えます。

波形認識の目的

波形認識についての理解が深まったところで、その目的を明確にしていきたいと思います。

波形認識の目的

  • シンプルに捉える
  • 波の流れの節目を捉える

この2点になります。

2つ目の【波の流れの節目を捉える】は、波形認識の次に準備している項目で学んでいきますので、

今回は【シンプルに捉える】という点にフォーカスして学びを深めていきます。

 

シンプルに捉える

チャートを見てもらうと解かると思いますが、ローソク足は自由気ままに上に行ったり、下に行ったり、ジーっと固まっていたりします。

その動きに翻弄され、結果として大事な点を見落とす事も多いです。

【木を見て森を見ず】

この格言が示すとおり、目先の動きに惑わされないためにもシンプルに捉え、

「今はこの流れだから、買いが優勢だな」

「ここを抜いたら、流れが切り替わるな」

という大局が見出せるチャートリーディングが出来るようになってきます。

また、今後学ぶ内容を理解する上でも、チャートに波形を描き「模式図」することはとても重要です。

複雑に見えるチャートをシンプルに捉ることは、トレーダーとしてこの世界で生き残るためにもとても大切なことなのです。

 

波形認識に取り組む

波形認識は、チャート上のローソク足から【波】を見出し描画していくことから始めます。

早速チャートを準備して描いていきます。

●NZDUSD 2018年4月~12月

赤線が、今回波形を描く範囲になります。

では、早速動画で波形を描いていきますので、ご覧ください。

「なるほど!こうやって波を捉えていけばいいんだな!」

この動画を視聴してそう思ってもらうことは嬉しいですが、

正直、そう簡単ではないのが、この波形認識なんです。

それを解かっていただくためにも、まず自分の手を使って頂きましょう。

その前に、波形を描くには、トレンドラインを使いますのでその方法をお伝えします。

トレンドラインの使い方

波形を描くには、MT4の機能である「トレンドライン」を使います。

以前のワークに、水平線や垂直線を引くワークをやってもらいましたが、同じように斜め線(=トレンドライン)が引けるボタンがあります。

そのボタンを押すと描画できるようになり、始点から終点にドラッグ&ドロップすると線が描けます。

まずは、チャート上のどこでもいいので、線を何本も引いてみて操作に慣れることをオススメします。

始点と終点を決めたトレンドラインは、初期設定だと「ライン延長」になっている可能性がありますので

トレンドラインのプロパティでその設定を変更すれば始点終点の範囲だけのトレンドラインが描けます。

では、トレンドライン描画に慣れたところで、早速課題に取り掛かってみてください。

課題 同じチャートで波形を描く
  1. 動画で使用したチャートを開く(NZDUSD 日足 2018年3月~12月)
  2. トレンドラインを使って波形を描く
    この際に動画の完成形を見ないで自分の考えで描いてください
  3. できあがったものを画面キャプチャーで記録する
  4. プリントアウトし、完成形のものと見比べる
    ※完成形のデータはコチラ
    ※別ウィンドウで立ち上がる画像を右クリックで保存

いかがだったでしょう?

自分のチカラで描いた波形と、完成形の波形と、どのような違いがあったでしょうか?

波形の捉え方に正解はありませんが、

まずは完成形の波形に寄せれるように取り組んでみてください。

同じチャートを使って、完成形をイメージしながら再度描画してみてください。

その後、また見比べる。

そうやって、完成形との誤差を少なくしていき、自分の中に波形の描き方のコツを積み上げていってください。

もうちょっとコツを知りたいのですが・・・
陰線、陽線、連続して2本出ていたら、1波として認識するようにしてみてください。
※絶対そうするというルールではありません。あくまでもコツです。
ローソク足に「ヒゲ」と「実体」がありますが、どちらに引くのですか?
全て「ヒゲ」に引いてください。

まとめ

波形認識とは何なのか?

  • チャート上にあるローソク足から波を見出す事。
  • それを基にトレード戦略を立てる事

そしてその目的は?

  • シンプルに捉える
  • 波の流れの節目を捉える

波形を描いてみる

  • トレンドラインを使う
  • 出来上がったローソク足の形状をしっかり見て波を描く

 

これからのチャートリーディングの全ての根幹となる大切な部分になりますので繰り返し学び、そして実践して体得してください。